革下駄インソール in 丹波篠山
『この革下駄、インソール入ってます』投稿Vol.2
長く立ったり、歩いても疲れにくい。ラクに和装を楽しんで欲しい…
インソールは、さりげなく。 それでいて履き心地もしっかりケア…
「実は、この革下駄… インソールが入ってます。」
昔からインソールって靴には入るけど、サンダルとかは難しいのよ…
しかも想像を超えたカッコ良さで。
#コラボ #商品開発 #オープンミーティング
石膏モデルの足型です。
マイインソールを作ってもらおう その1
最近、長時間歩いていると足が疲れます。
インソールつくってよ!
ねえ、インソールつくってよ!!
と社内でワーワー言っておりましたところ、
念願かなって作ってもらえることに。
かなり前に取ってもらった私の足型ですが、
合わせ直してみたところ、そのまま使えそうとのことでした。
そんなに変形も進んでないようで、とりあえずホッとしてます。
出来上がりが楽しみです♪
マイインソールを作ってもらおう その2
次に、立っている時の足の裏への重心のかかり方を見ます。
足底圧計測システムの登場です!!
小学生見学会では児童のみんなに乗ってもらって大好評を博しました!
こうやって乗ると…
赤になるにつれて、圧力が大きい、ということです。
足の裏のどこに圧力がかかっているかが一目瞭然です!
私の場合、全体的に左足に重心がかかりがちですね。
かかと重心で、足の指が全く使えていない!!汗
疲れるはずですね。
マイインソールを作ってもらおう その3
次に、歩いている時の重心の推移を見ます。
タイミングを…
…合わせるのが……
ちょっと難しいのですが…
機械を踏みながら、2~3往復です。
慣れればカンタン!
結果は…
かかとの踏み込みから…
つま先に体重移動するに従って…
重心が内側(親指側)にずれて行くのが分かります。
歩き方のクセを目で確認することが出来ました。
こういう機会はなかなか無いと思います!
歩き方チェックにだけでも、是非お越しくださいね♪
マイインソールを作ってもらおう その4
いよいよ製作過程です!
採った足型を、立体で型を読み取る特殊な機械にかけます。
足型がコンピューターに取り込まれるので、
先ほど計測した私の立ち方・歩き方のクセを改善できるよう調整します。
こんな感じ。
CADというシステムです。
これをもとに、3D切削機でインソールの材料を削っていきます。
これが3D切削機です!
働き者です!
彼も負けずに働き者!!
削りかすをその都度お掃除です。
次回に続きます~
マイインソールを作ってもらおう その5
インソールの原型が削りあがりました!
ここから、インソールの形に仕上げていきます。
ここからは手作業!
少しずつ削り、チェックしてまた削り、、を繰り返し
微調整をしていきます。
足の裏の形状に合わせて、パッドを貼ったり…
歩き方のクセや重心のかかり方(機械で計測しましたね!)
から、インソール底の角度を補正します。
愛用のスリッパに合わせるとこんな感じ!
あとは表面材を貼っていよいよ完成です!
マイインソールを作ってもらおう その6
完成です!
よく履くスリッパに合わせてもらったので
ピッタリです!
表 (足にあたる面)
裏 (足底にあたる面)
左足のかかとの角度を調整してもらいました。
足の形にもぴったりです。
履いていると、本当に気持ちがいい!
長時間の立ち仕事にも耐えられそうです。
あとは中指付け根にタコが出来て痛かったのですが、
表面のポッコリ(メタパッドといいます)のお陰でかなり楽に!
痛いわけではないし…
とか、
骨が曲がってるわけでも無いし…
という方も、
「ちょっとした疲れや違和感」
ぐらいの段階できちんとケアしてあげることで、
日常生活がかなり楽になりますよ。
少しでも長く、ご自分の足で歩いてもらうためにも、
この機会に、皆さんの足元、見つめなおしてみてくださいね。